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いくつかの原発施設で仕事したことがある
その経験を通じて思ったのは
つくづく原発ってのは、悪魔ですわ
金だけ食いつぶす割には
何の価値も生み出さない
正確に言うと価値は生み出してる
しかしそれ以上の労力
数万倍、数億倍の労力が必要
お金もかかるし、手間もかかるし
何よりとんでもないリスクがかかる
施設に入る時
物凄い厳重チェックを受けるんだ
１か月くらい前から申請書を出して
１週間前に講習を一日がかりで受けて
前日に身分証明書もって写真を撮りに行く
当日車で現場に行くと
車内を徹底的に調べられ
やっと入れたかと思うのも束の間
着てきた服は全部脱がされ
パンツ一丁にされて全身調べられる
女性の労働者とかどうすんだろ
原発が用意した作業着に着替えて作業場へ向かう
途中で４回警備員にチェックを受けて
センサー付きのゲートを５回くぐる
もし忘れ物をしたら、最初に戻ってやり直し
現場に着くまでに１時間半かかる
だから日中の作業はせいぜい２～３時間くらいしかできない
全然仕事が進まん
まあ、それでも１日分の日当はくれる
でもな
それ税金なんだぜｗｗ
原発施設ってどんだけカネ持ってんの？
どんだけ税金使うつもりなの？
原発の中には１回も動かしてないものもある
もんじゅとかｗｗｗ
ムダムダムダの超ムダ使い
これだけ厳重な警備を敷くってことは、
相当リスクが高い証拠だ
作業中も放射能感知器を常に持たされてる
もしブザーが鳴ったら、ソッコーで逃げろって教えられてる
仕事終わりにその感知器を回収して
一日あたり、どれだけ放射能を浴びたか調べられる
もし基準値をオーバーしてたら大変なことになる
仕事はしばらく休むしかない
そんなことまでやって生み出される電気
ほんと超危険な目にあいながら生んだ電気
本当に価値ありますか？
そして
今まで以上の超超超ハイリスクな作業が待ってる
放射能まみれの廃棄物が大量に出る
その廃棄物どーするかっていうと
埋めちゃうわけ
僻地の山奥の地中深くに
放射能が無くなるまで
数千億年かかる
それまでに人間が生きてるかどうかわわからん
いや、地球は滅んでる
結局、原発運営してる連中って
今のことしか考えてない
数億年後どころか
数十年
いや、数年先のことも何にも考えてない
とりあえず今が幸せならそれでいいってカンジ
結局、原子力ってのは人間が扱えるものではないんだよ
もうまさに悪魔
一度暴走したら、ゼッタイに止められない
それくらい危険なものなんだ
おれは現場監督だから
原発はメシのタネに違いない
でも原発は何の幸せももたらさない
今も先もツラさだけしかない
この世からマジで消えてほしいよ
原発なんてさ
